第16章 四国の旅2
四国の旅2〜徳島−高知〜
12月28日(月)
寝ているうちに猫が胸のあたりに乗ってきて苦しくて起きることがよくあるが、最初の晩、寝はじめたらはながそれをした。寝ている私の上に伏せをした。「どうするのぉ??」と聞いていると、彼女は暑くなってきたらしく、はあはあ言いながら乗ったまま横になった。「まじか??」。そして寝息を立てはじめた…。「はな!重い!!」。
猫は寒くてこれをするのかと思っていたが、はなは暑がりなのだがのってきた。どうも、そうではないようだ。猫にもマウント行動があるのかも知れない。
猫サイズなら跳ね除けられるのだが、42kgになるはなは重過ぎて私が身動き取れない…「…はな…頼むよ。どいてくれぇ!!」。それから毎晩はなの体のどの部分かをのせて寝るという行動で夜中起こされる事になる。
周りが明るくなるとはなは「もう起きよう!」と劇的に起こしにかかる。広い場所まで走り、はなを遊ばせながら朝食を作る。車の中を片付け、出発するのは8時〜9時の間になる。
←朝もやの中のはな
ささやかな朝食
その日は最初のお寺からいくつかのお寺がつながっているので、はなと一緒に歩き遍路に挑戦してみた。年の暮れというのにぽかぽか陽気でお寺を3つ 難なく歩くことができた。
町の法則。はなを見ると人は声に出して「でっかい犬」と言う。その声にはなも耳をさげてわらってみせる。お寺をまわるテンポはみんなだいたい同じなので朝から一緒の人は大抵最後まで同じとなる。最初ははなを怖がっていた人たちもはなといっしょに階段を上り、参道を歩いていると最後ははなを触れるようになる。はなも何度も一緒になっているので警戒心はなくなる。
マラミュート普及の旅にもなってきていた。(大龍寺ロープウエイ駐車場泊)
12月お遍路はオフシーズンとなる。誰もいない境内ではなと2人ひなたぼっこしていると、それはそれは、なんとも言えず心が満たされた。
12月29日(火)
朝ご飯を食べ、コーヒーを入れて一息ついていた。はなはボールで遊んでいた。そこへ大龍寺ロープウエイの人が声をかけてきた。 「触っていいですか?」 「どうぞ、どうそ」 例のはなが警戒してしまう男の人だったので一緒に触った。心配をよそに、その人ははなの顔をくしゃくしゃになでて、2人で走り回って遊んだ。
『こやつ、ただ者ではないな…』
最後には、はなは「もう疲れたよぉ 助けて〜」と私のところに戻ってきた。 話を聞くと、はなと全く同じカラーの雑種の犬を飼っていたらしい。はなを見ながら「ゴロー」と懐かしそうに何度もなんども顔をなでていた。
私がはなと2人で野宿の旅をしていると知ると、 「犬とはいつも一緒にいないとだめですよね」と、私のはなとの付合い方を言葉で表してくれた。
「子ども生ませないんですか!」
次の秋には子どもをとる予定にしているので、「はいこの次の秋に…」
「譲ってください!」
はなちゃんの赤ちゃん1人徳島行き決定。
(北川温泉駐車場に泊まる=無理聞いていただきありがとうございました=)
外海の室戸岬では波に驚いてへっぴり腰のはな
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